集患強化に取り入れたい「LP」とは?
最近、LP(ランディングページ)の制作についてのお問い合わせが増えております。
「知り合いの先生がLPを作っていた」
「LPってそもそも何なの?」
そんな声をいただく機会も多くなりました。
今や、スマホやPCで事前に歯科医院を探すことが当たり前となり、Webを活用した集患はますます重要になっています。
そこで今回は、「LP」とは何か。その特徴と効果についてご紹介します。
■ デジタル市場は拡大中。Webが競争の中心に
国内のデジタルマーケティング市場は年々拡大を続けており、市場規模は2023年に約3,019億円、2024年は約3,672億円、2025年には約4,190億円(矢野経済研究所調べ)に達すると推計されています。
このようにデジタル市場はずっと成長し続けており、今後もデジタル施策が競争の中心となっていくと見込まれています。その中でLPは、「特定のサービスに特化して訴求できる集患ツール」として、多くの歯科医院にて導入が進められています。
■ オフィシャルサイトとLPの違い
オフィシャルサイトは「医院全体を知ってもらう」ためのページであり、診療科目や医院までのアクセス方法、スタッフ紹介など、医院の情報を幅広く掲載します。ただし情報量が多い分、目当ての情報を探している人にとっては必要な情報が埋もれてしまいがちです。
一方、LPは「申し込み・問い合わせ件数の向上」を目的とした特化ページです。1つの診療内容に焦点を絞り、料金・施術の流れ・症例写真などを1ページにまとめ、来院や予約につながる導線を明確に設計します。
余計な情報をそぎ落とすことで、訪問者が迷わず「問い合わせ」「予約」まで進みやすいのが特徴です。
■ 自費診療の集患に高い効果
自費診療(インプラント・審美・矯正など)の場合、検索段階ですでに「悩みが明確」で「今すぐ解決したい」と考えている方が多く、それらの情報に特化した専門LPのほうがオフィシャルサイトよりも集患に高い効果を発揮します。
LPは主に「リスティング広告(Google広告など)」と組み合わせて運用します。「痛くない 矯正」「白い歯」「インプラントとは」など、具体的な検索キーワードに合わせて広告を配信し、悩みを抱えている人にピンポイントでLPを表示させることができます。
患者さんの具体的な悩みに寄り添う構成にし、解決策を提示することで、「まずはこの歯科医院に相談してみよう」と思ってもらいやすくなり、結果的にお問い合わせや予約につながります。
■ 地元外への集患に強い
SEO(自然検索)は、医院の所在地周辺での検索に対しては効果がありますが、Googleでは検索者の位置情報を重視するため、他地域での検索には表示されにくい仕組みです。そのため、通常の運用だけでは地元以外へのアプローチが弱くなりがちです。
そこで有効なのが「リスティング広告」です。
リスティング広告では「仙台市全域」「宮城県全域」「東北圏」など、配信エリアを自由に設定できます。また「マウスピース矯正 仙台」「インビザライン」など、地域+キーワードで精密に絞り込むことも可能です。
■ オフィシャルサイトのSEO強化にも効果的
LPは独立したサイトとしても制作できますが、「オフィシャルサイトの下層ページ」として設置する方法がおすすめです。
Googleは「専門性」「網羅性」「信頼性」が高いページを評価し、検索上位に表示させるため、LPのような特化ページを下層に増やすことで、オフィシャルサイト全体のSEO評価向上にも繋がります。
■ まずは1ページからでもOK
LPは1ページ単位で制作できるため、手軽に始めやすいのが魅力です。
「地域外からの集患を増やしたい」
「自信のある分野の治療をもっとアピールしたい」
「特定の自費診療の集患を強化したい」
という医院様には、LPとリスティング広告の組み合わせが特におすすめです。
「どんなLPが効果的か知りたい」「費用感だけ聞きたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。医院様の特色に合わせて、最適な構成をご提案いたします。
今後とも、エントラストをよろしくお願い申し上げます。